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本音

整体師の最も恥ずかしい本音…「施術中で一番辛かったこと」

セラピストとして最も恥ずかしかったこと

恥ずかしい話

今回は、本当にお恥ずかしい話です(__)

私は、施術歴何年かもわからない位、長く整体セラピストをやっているものです。

およそ、10年超20年未満かと思います。

ここ10年位は、基本的には365日休みなし…

施術を通して他者に触れない日は、ほとんどないような日常を過ごしています。

今回は、その中で…

最も、施術中に辛かったことをお話しいたします。

とても恐縮なのですが(^^ゞ

 

施術中で一番辛かったこと

整体の施術中に最も辛かったこと
では、申し上げます。

私は、施術中、あまりの腹痛に耐えかねて、トイレにいったことがあります。

施術中に、お客様に謝り、手を離して、トイレをお借りしました。

とにかく、もう。

とても恥ずかしく、申し訳ない気持ちでした。

しかも、施術ベッドから直ぐ近くに、トイレがあるようなお店だったので…

トイレにこもってる間も、お客様を意識してしまい、落ち着かず、まだ腹痛が完全に収まらない状態で、再び施術に戻りました。

でも結局、施術に戻ってからは、腹痛は消え、いつも通り施術することができました。

60分のコースの開始して直ぐ位からお腹が痛くなり、10分位で限界に達して、陳謝して手を離したと思います。

施術中に、腹痛でトイレにいくために手を離したことは、後にも先にも、この1回だけです。

ただ、これ以前にも、お腹が痛くなることは時々ありました。

正直、限界ギリギリの時も何回かあり、もう、誤って手を離して1回トイレに行こう…。

そう思ったことも、時々ありました。

ただ、この時までは、何とか乗り越えてこれたのです。

どんなにヤバイ腹痛でも、意外と、1回乗り越えると、しのげるものでした。

後は、Tシャツをズボンにインしたり、お腹をさすって温めたりしすると、施術が終わるまでけっこう大丈夫なものでした。

今思うと、こういった、多少の腹痛を乗り越えてきた経験も、『施術中に腹痛トイレで手を離す』という、最悪の結果を招く原因の1つだったと思います。

他にも、なぜ、このような最悪の結果を招いてしまったのか?

その原因と対策を、改めて整理してみました。

原因と対策

原因

整体師としての失敗の原因
最大の原因は、やはり油断だと思います。

毎日休みなく施術して、今まで、どんな状況でも施術できてきた。

精神的、肉体的な限界だって何回も超えてきた。

仕事への『おごり*』のような気持ちの中で、1本の施術に対する緊張感が欠如してしまった。

※注釈:得意になってたかぶること。わがままなふるまい。

そんな気持ちが招いた結果なのだと思います。

朝は、仕事のギリギリまで寝ていました。

それこそ、トイレにいく位の気持ちで、施術に行っていたのです。

油断と、おごり。

そんな気持ちが招いた、失礼かつ恥ずかしい結果なのだと思います。

対策

整体師としの心得
対策として、

  1. 油断しない
  2. 時間の使い方を変える

の2つがあると思います。

1つめの、『油断しない』については〝初心を忘れない〟というか、積み上げてきた自信の裏側で、常に存在する、リスクに対しても意識を切らさない。

そんな気持ちのことです。

そして、今回の記事もそうなのですが(^^ゞ

過去の失敗を忘れないように、強く記すことで、再び同じ失敗を繰り返さないようにする。

そんな姿勢を保つことです。

もう1つの、『時間の使い方を変える』については。

一言でいうと、施術の前の時間に余裕を持たせる、ということです。

時間の使い方を変えて、施術者としての生活リズムを再構築することです。

ギリギリまで楽をしてるつもりが、結局、施術前の時間を短くしてしまい、自らの首を絞める結果となってしまうのですから(__)

 

まとめ

そういえば、のど元過ぎればで、また少し油断してる自分がいますが(^^ゞ

この記事を書いたことをきっかけに。

やはり、二度とこのようなことがないように(__)

再認識したいと思います。

それでは。

当記事が、整体師の皆様にとっての“リスク回避”にお役立ていただけたら幸いです。

 

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マッサージ師の本音14選。【もみほぐし店舗120%活用法】

本日もお疲れ様です。

今日は、いつもと少し視点を変えてのお話です。
いつもは、マッサージ師(整体・セラピスト)のサポートを専門とするトレーナーズスクールですが。

今回は、マッサージを利用するお客様にとって役立つ情報をお伝えしたいと思うのです。

お客様に役立つ情報とは、「マッサージ師の本音を公開すること」なのです。

前々から、私たちマッサージ師(整体・セラピスト)の本音を公開することが何よりお客様のためになるのでは…。
との思いがありました。
※正確には「マッサージ師」というのは、指圧按摩マッサージ師のことを言います。整体師やセラピストはマッサージ師ではありません。
しかし、ここでは、お客様目線で表現することをご了承ください。

普段、お客様が感じている不信感やワダカマリ。
それは、ただ、私たちマッサージ師の気持ちを誤解しているだけかもしれないのです。

マッサージ師の本音を知るだけで即解消できることも多いはずなんです!

これって、私たちマッサージ師と、お客様の双方に有益なことだと思うのです。

ぜひ、私たちマッサージ師の本音を知って、もみほぐし店舗を120%活用してください(^_-)-☆

以下の記事も面白かったです。

マッサージ師の本音14選

本音1、強い時は、ちゃんと言ってください。

強くマッサージするのは大変です。弱くは楽です。
ですので、痛い時は、ちゃんと言ってくれたら嬉しいのです。
マッサージ師にとって一番悲しいのが、散々必死に押し流した最後に、「痛かった」「もう少し弱くてもよかったです」などと不機嫌なフィニッシュを迎える事です。
途中何回か強さを聞くはずです。
そうじゃなくても、はじめに痛かったり強すぎたりしたら言ってくださいね。とお伝えしているはずです。
痛いのを、無理やり我慢させて施術を行うのは、よほどのこだわりがある先生だけです。
どうか我慢しないでください。
私たちマッサージ師は「もっと強く押してください!」と言われることが怖いのです。
そう言われると、手抜きして怠けたマッサージをしているように思われたと感じてしまうのです。
ですので、「もっと弱くでいいですよ」と言ってもらえることは、むしろありがたいのです。
どうか、ご自身が人の体を60分、また60分、30分、45分、90分と毎日毎日揉み続けることを想像してみてください。
指や手首、肩や腰。マッサージ師は毎日体の限界と戦っています。

本音2、急にもっと強く!と言わないで。

これは、一種の言葉の暴力かと思うくらい、マッサージ師には嫌な言葉です。
力加減は何より大切です。
しかし、急に大声で言われたら、凄い驚くしショックです。
この硬さなら、この位の強さだろう。
などと、感じながら行っているのです。
「そこはもう少し強くて大丈夫」と、普通に言ってもらえたら十分にわかりますので。

本音3、楽に動いてて大丈夫です

緊張したり、マッサージ師に遠慮したりして、微動だにしない方がいます。
どちらかと言うと、マッサージ初心者に多いです。
長時間固まっていることは、不自然なことです。
血流が停滞します。
どうか自然に動いていてください。

本音4、首だけ90分ってそりゃないですよ(T-T)

私たちマッサージ師は、色々な部位を色々な施術法で行うことで、長時間働くことができるのです。
辛い所を集中的に行うことは、大切です。
ただ、人間の体力の限界を考えて、少しだけご配慮くださると助かります。
結果として、大切なお客様を末永くケアしてゆけますので(__)

本音5、途中でトイレとか全然大丈夫ですよ

生理現象ほど大切なことはありません。
生理現象を我慢しながら、施術を受けても施術がプラスなのかマイナスなのかわかりません。
自然を優先させてください。
マッサージは、いつでも中断できるのですから。

本音6、延長は微妙です

私たちマッサージ師は、時間と、お客様の辛い部位を考えて施術配分を行っています。
そのため、施術時間の終了に合わせて体力を使い果たしてゆきます。
延長いただけることは、嬉しいことです。
しかし、その期待に応えるだけの体力が残されていないことがあるのです。
期待に応えたい分、残りの体力では負担を感じてしまうこともあります。

本音7、お腹がなっても何とも思いません

私たちのマッサージは、お客様の健康増進を目的としています。
お腹が鳴ることは、良いことです。
全く、恥ずかしくありません。
マッサージ師は、そういうことを恥ずかしいと思うより、動いてるな、と思うのです。

本音8、回りに他のお客様がいる時は、声に気を使ってくださいm(__)m

できましたら、ご配慮願います。
言葉は、意味があるので、どうしても耳から意味を拾ってしまいます。
貸し切りの時は、お互い気持ちよく腹からお話ししましょう。
ただ、他のお客様がいる時は、ご配慮くださると助かります。

本音9、全然大丈夫はもっと強くに聞こえます

強さどうですか?
「全然大丈夫」
この会話…どちらかと言うと、もっと強くと聞こえてしまうのです。
「できればもう少し強めで」か「痛気持ち良くて調度くらい」
などのわかりやすい表現を願います。

本音10、辛い所を教えてください。

辛い所はどこですか?お辛さは、右左の左右差などございますか?
辛さ?硬いのは、左と言われることが多いです。
などの会話が繰り広げられています。
あの…硬い所は、私たちマッサージ師。わかるのです(__)
硬さより、辛さが大切だから教えてほしいのです。
形よりも、働きの方が大切なのです。
どうか感覚を教えてください。

本音11、急に動かないで(>_<)

ぶつかりそうになります。
結構驚いてしまいます。
お客様の手が胸や股間に当たりそうになる時もあります。
どうか、動くときは穏やかに。

本音12、気持ち良いところは、気持ち良いと言って。

気持ち良いことが、一番大切なことです。
最も、力加減の参考になる感覚です。
気持ち良い時、気持ち良い個所は、「気持ち良い」とお伝えください。
そこがポイントなのだとわかります。
さほど気持ちよくない個所との判別がつきます。

本音13、痛いです?

痛いです。と言う人がいます。
弱めますか?と聞くと、大丈夫です。と言います。
誰が聞いてもわかるような表現をしていただけると助かります。
気を使ってか、何かの知識からか
特殊な表現を使ってしまう時はあると思います。
その時は、後から、わかりやすい表現を重ねてください
わかりやすい表現で打ち消してください。
誤解の元に繋がります。

本音14、力は入れないで

どうしても力が入ってしまう。
というお客様はしょうがないと思います。
ただ、どうか脱力できる方は、脱力していただけたらやりやすいです。

まとめ

いかがでしたか。

 

実際、私たちは毎日毎日、朝から夜まで施術、施術、施術通しの日々を生きています。

その特殊な環境で、逆に、普通のお客様の間隔がわからなくなってしまっている面もあるのだと思います。

 

しかし、普段は決して言えない本音を知っていただくことが、必ずお客様と施術者、双方のためになると思っています。

 

皆さまの、より心地よいマッサージ(整体・リラクゼーション)ライフに繋がることを信じております。

 

ご覧いただき誠にありがとうございます。

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欲求の推移。「腰が楽になったら肩の辛さが気になる」とは?

こんにちわ。

 

毎日のブログを作成することに、少し慣れてきました。

 

眠く頭がボーッツとしている時は、まず寝てしまう。

その分、起きた後の時間でブログを書く。

という風な、「後伸ばし」作戦。です。

 

ただ、この「後伸ばし作戦」。

 

資格や、受験勉強の世界では、、「朝方勉強法」と言ったりします。

改めて、「朝方勉強法」で検索してみました。

 

すると、昔よりズイブン整理された情報が!

それに、今は、朝が良いか夜が良いかは、タイプにもよる。という考え方も多いようです。

 

私が勉強したいた当時は、「朝方勉強法」の大ブームの最中でした。

そのため、結構「朝方勉強」にチャレンジしたものです。

しかし、自分は、頭がボーっとしてしまい、合いませんでした。

 

結局、「朝方勉強法」を取り入れることなく、勉強していました。

ですが、非効率なのでは…との不安や、朝方への憧れは残りました。

 

今では、「タイプによる」という考えが主流となっているのですね。

自分と似たように「朝方勉強法」が合わなかった人が多くいたことに安心します。

 

朝方勉強法については、今度、書いてみますね。

今回は、欲求の推移。の方がメインテーマなので。

 

 

さて、私の「後伸ばし作戦」に話を戻します。

 

 

起きた後の時間でブログを書く。

という風な、「後伸ばし」作戦とは。

 

寝たい時に寝て。眠くない時にブログを書く。というやり方です。

 

だけど、そこに、ある程度の予測を立てておきます。

例えば、寝たら、眠くなくなる。

食後は、眠くなる。

 

など、自分の身に起こる変化を予測します。

 

頭がモウロウとしたまま作業をすると、時間だけが飛ぶように過ぎてしまいます。

なので、眠い時は、寝るのです。

 

リセットされるのですから。

 

そして、食後は必ず眠くなるのです。

その時に、直ぐ寝れるような体勢を整えておくのです。

食事中は、目がさえます。なので、食時直後に歯磨きまでセットでするのです。

 

そして、作業。食後の眠さを利用してまた寝てしますのです。

そして、隙間時間でまた作業。の繰り返しです。

 

つまり、その時に一番したいことをするのです!

その時の欲求を、出来るだけ最速で満たすのです。

 

それが、最も効率の良いやり方です。

 

 

これと似たような現象が、整体・リラクゼーションの施術にも言えます。

 

 

まず、自分の体で考えてみてください。

腰の辛さが落ち着いたら、肩の辛さが気になりだした。なんて、経験ございませんか。

 

また、お客様に行っている施術でも…

「腰ほぐしてもらったら、肩のハリが出てきた」なんて言われることありすよね。

 

これって、欲求の推移に例えられませんか。

 

ここで少し、マズローの欲求5段階説。を見てみましょう。

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人間の欲求は5段階のピラミッドのように構成されていて、低階層の欲求が充たされると、より高次の階層の欲求を欲するというもの。

出典マズローの欲求5段階説|モチベーション向上の法則

 

これって、私たちの体調レベルでみても似たところありますよね。

今一番、辛い所が「治してくれ!」「休めてほしい!」って伝えてくるのですよね。

だから、その欲求を素早く消化してあげることが大切だと思うのです。

反対に、目の前の欲求を放置して、より高次な欲求を満たそうとすれば、体のバランスが崩れてゆくのです。

このように考えると、お客様が言う。

「肩こりが収まったら、足の疲れが気になりだした」という感覚は、治癒してゆく過程で正常な現象だと捉えることができます。

そして、そのような方向に傾いたという事は、施術が効いた証拠であり、施術の方向性が間違えていなかったと捉えることができる一つの目安と言えるでしょう。

マズローの欲求5段階説を少し掘り下げてみますね。

 

 

自己実現理論(じこじつげんりろん)とは、アメリカ合衆国の心理学者・アブラハム・マズローが、「人間は自己実現に向かって絶えず成長する生きものである」と仮定し、人間の欲求を5段階の階層で理論化したものである。また、これは、「マズローの欲求段階説」とも称される。

出典wikipedia

これらのうち、最初の4欲求を欠乏欲求 (Deficiency-needs)最後の1つを存在欲求 (Being-needs) としてまとめることもある。マズローは、欠乏欲求と存在欲求とを質的に異なるものと考えた。自己実現を果たした人は少なく、さらに自己超越に達する人は極めて少ない。数多くの人が階段を踏み外し、これまでその人にとって当然と思っていた事が当たり前でなくなるような状況に陥ってしまうとも述べている。 また、欠乏欲求を十分に満たした経験のある者は、欠乏欲求に対してある程度耐性を持つようになる。そして、成長欲求実現のため、欠乏欲求が満たされずとも活動できるようになるという(ex.一部の宗教者や哲学者、慈善活動家など)。 晩年には、「自己実現の欲求」のさらに高次に「自己超越の欲求」があるとした。この考えが、後のトランスパーソナル心理学の源流ともなる。

出典wikipedia

これも、体に置き換えて考えると面白いですよね。

人間の体は、常に、ベストな体調を保とうと不快を遠ざけるように働きます。

そして、整体・リラクゼーションの施術とは。

恒常性(ホメオシタシス)と成長のバランスをとってあげる事。ともいえるように思うのです。

なかなか、不思議で興味深いことですが。

まずは、欲求に素直に行動すること。が大切だと言いたかったのです。

そして、そのためには。

自分を理解すること。そして予測することです。

そう言うと、何だか難しくきこえますが…(+_+)

楽しみながら、施術するための考え方を一つずつ増やしてゆけたら、良いですね(^_-)-☆

では、本日もご覧くださり誠にありがとうございます。

 

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強押し(つよおし)強もみ(つよもみ)マッサージのお客様について。

今日は、強押し(ツヨオシ)のお客様について書いてみますね。

 

強押しとは、強い押しを求めるお客様のことです

整体・セラピストの現場経験者の方なら、皆さんご存知かと思います。

 

以下の記事も参考になります☆

指名が取れないセラピストへ『指名の取り方』たった10個のコツとは

 

強押しのお客様とどのように向かい合ってゆくべきか。

これは、一施術者としても、お店単位で考えても結構大切なポイントです。

 

ただ一概に言えない点が多く、少し分類しながら考えてゆきましょう。

  • まず、強押しのお客様を担当することが、過度に負担に感じない施術者。(強押し平気)
  • 一方、強押しのお客様を担当することが、心身ともに辛さを伴うという施術者。(強押し苦手)

の2手に別れます。

 

ちなみに、平気タイプには、女性施術者が多く、苦手タイプには男性施術者が多い傾向にあります。

考えられる理由としては、

  • やはり女性には、強さを求めづらい。
  • 男性は、頑張るだけ強く押せてしまう。
  • 女性は、受け流すのがうまい。
  • 男性は、言われる方が嫌だから無理しても押す。

などですが、他にも人により様々あると思います。(__)

ここで、「そもそも強押しとは何か。」について改めて考えてみました。

強押しとは、強い押しを求めるお客様のことです

と、先ほど言いました。

 

確かに。

 

ただ、もっと本質的で大切なポイントが隠れていたことに気が付いたのです。

 

私達が強押しと分類するお客様は、体が硬いお客様だったでしょうか

 

「強さを求めてくる」お客様ではなかったでしょうか。

 

「強さを求められた」から「強押し」だと感じるのです。

つまり「強押し」のお客様には、「隠れた強押し」というお客様はいないという事です。

 

私たち施術者は、硬さに応じて、硬いお客様には強く。柔らかいお客様には弱く。施術を行います。

この力加減は体に染みついているものです

だから、硬いお客様に対して、弱く押すことはありません。(通常)

 

それでも、「もっと強くお願いします」と求めてくるのです。

 

それがプレッシャーになるのです。

 

つまり、強押しのお客様とは、「プレッシャーをかけてくるお客様」という事ができます。

高圧的」で「主張の強い」お客様を、私たちは「強押し」だと感じるのです。

 

そう考えると、なぜ強押しの方を負担に感じるのか、わかるような気がしますね。(^_-)-☆

 

そのような強押しのお客様とどのように向かい合ってゆくべきなのか?

というのがテーマでしたよね。

 

強押しのお客様は、整体・リラクゼーションが好きな方が多いです

頻繁に利用してくれるのです

つまり、良いお客様としての側面があることは確かです。仕事があってこそですから。

 

遠慮なく自己主張できる方が、整体・リラクゼーションを好きになるのはわかりますよね。

ベストな力加減を思うがままに伝えられるのですから

 

施術者としては、そこは、強くやり過ぎない方がが良い…とか、他の部位も少しは行った方が良い…

などなど、心労を伴う方も少なくないかと思いますが…

強押しのお客様との向き合い方は、環境によって分けて考える必要があるでしょう。

施術者と一概に言っても、置かれた立場での対応というものがありそうです。

そこで、以下の3つの施術者に分けて考えてみることにしましょう。

  1. 店舗に所属して、施術者として歩合で働いている。
  2. 開業されている。
  3. 経営者。

1.店舗に所属して、施術者として歩合で働いている。

まだ、他の仕事での人生も模索している時期なら、無理し過ぎない方が良いでしょう。

強押しの方に対応できる施術者は、開業している先生と技術的には差がないと言えます。ただ、仕事への意識が異なります。

店舗がなくなっても、他で働けば良いのですから。大切にできるお客様を大切にして、自分の体を守る働き方を身に着けていく必要があるでしょう。

それができなければ、道は2つしかありません。開業するか。体が壊れるかです。

この仕事に真面目に取り組めば、無傷ではいられないのが事実。でも、仕事とはそういうものなのです。反復性、継続性を持てば、体の一部へ負荷の集中が続くことは、デスクワークも他の多くの職業にも共通する事実です。

強押しのお客様への対応含め、人として、施術者として成長してゆく必要があります。

自己を守ることが、お客様へのサービスの継続にも繋がることを意識してください。

肩こりのお客様がいます。フルパワーで押せば10の力で押せるとします。10の力で、3日押せば、10×3日で30の力を与えたことになります。7の力で6日押せば、7×6日で42の力を与えることができます。

肩こりの緩和が仕事ですよね。何年も続けてゆくから仕事なのです。

肩こりを消せると思いますか?

どんな一流のアスリートですすら、数日練習しないと身体能力が低下するのは常識ですよね。

残念ながら、体は自然物。

一度緩めた肩も、また硬くなってゆくのです。

時系列的に考えながら施術を組み立てていきましょう。

2.開業されている。

開業されているからには、答えはシンプルです。

ペイできるか否か。そこで判断せざるを得ないでしょう。

ペイできる。とは、利益が出る。という意味ですが、金銭的利益、体の損傷、精神の摩耗、地域への評判、全てを含めた上で利益が上回るか下回るか。という基準です。

お店の将来を考えると、通ってくれる方を失うことは極力避けたいはずです。

感情的にならず、何のために働いているのかを見据えましょう。人としての心ある範囲内で、予約の調整などを行いましょう。

それは、自分の施術者生命を守るためですが、同時に、強押しの方の将来的なケアの継続を見据えてのことなのです。

3.経営者。

喉元過ぎれば熱さを忘れる。かつて施術者だった人も、経営者になれば会社の存続が全て。

スタッフの関節が炎症を起こすことより、お客様とのトラブルの方が遥かに怖いものです。それは、人として、経営者として極自然な思考なのです。

ペイできる否か。大切なのはそこです。

しかし、経営者の方に、施術経験が少ない方や、強押しのお客様を平気とするタイプの方がいたら、その会社のスタッフは体が壊れるでしょう。

結果として、スタッフの早期離職に繋がり、人材不足に悩み続けることになります。

関節に炎症を起こしながら、確実に壊れてゆく痛みを理解することが必要です。あるいは、思い出さなければいけません。

人間が人間を癒すサービスです。

商品管理を怠れば、サービスの低下に直結します。10人に1人もいない強押しのお客様のために、商品が腐ってゆくのです。

経営者の方こそ、この問題に取り組むメリットが大きいことを理解してください。しかも、他店が放置している早期に取り組むことで、より優位な結果を生み出せるでしょう。(取り組み方がわからない方、忙しくて手が回らない方には、ご提案可能ですのでご相談ください。)

心の手抜き

心の手抜きは、絶対許されません。お客様に必ず伝わります。

しかし、力加減に限界には限界があります。そのラインを越えて施術を続けることで、確実に体が壊れてゆきます。

このことは、お客様にはわからないのです。「強押しのお客様」だってわかりません。

私たちは、毎日、複数のお客様を施術します。

しかし、お客様からしたら、自分の時間が全てなのです。

 

改めて、「強押しのお客様」について考えてみて。

整体・リラクゼーションの業界が浸透してきた今。

変わらずに行われていることがあります。

 

それは、「スタッフの使い捨て」です。

この業界は、スタッフを使い捨てにすることを半ば前提として育ってしまいました。

 

強押しのお客様」について考えてゆくことは、当業界の思考を改め、発展させてゆくことに他なりません

 

個人でできること。から、はじめてゆきましょう。

 

私たち、1人1人が今後の整体・リラクゼーションの業界を作ってゆくのですから。

 

以下の記事も参考になりますよ☆

指名が取れないセラピストへ『指名の取り方』たった10個のコツとは

 

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整体師・セラピストへの思い。【整体師のキャリアサポートスクール】

こんにちは。

GLOBAL TRAINERS SCHOOL(グローバルトレーナーズスクール)です。

 

スクールのダイアリー(日記)は、グロトレ日記と短縮て表現することもありますので、よろしくお願いいたします。

 

 

なぜ我々が、整体師・セラピストへの情報提供を行うのか。

 

ほとんどが、無償教材の整体スクールを維持することは、確かに実際大変です。しかし、私達スクールには、結構熱い思いがあるのです。

 

「若く整体・リラクゼーションの業界に入ってきた人達は、何を思って働かれていますか?辛い思い悔しい思いしてませんか?」

「中年で人生の転機とばかりに、飛び込んできた方も、後悔されることありませんか…?」

 

私達は、そのような辛い業界のあり方を変えたいのです。

 

現場で働いていると、サラリーマンのお客様がいらっしゃいますよね。「出張で、パリから帰ってきたばかりだから、足がパンパンでさ~」などと言われた時、辛い思いをしたものです。そのように、どちらかというと広い世界で働いているビジネスマンを羨ましいというか、負けていいる…ように感じてしまうのは、辛いことです。

 

美容師は、世間的に認められました。

それに対して、我々はどうでしょう。稼ぎには、差は少ないかもしれません。しかし、労災、雇用、健康保険、厚生年金まで考えるとどうでしょう。そして、体が動くうちの金銭的収入に差は少なくても、将来への不安や、社会的認知はどうでしょう。

 

我々、整体師・セラピストはまだまだ美容師に肩を並べた所にはいないのが現実ではないでしょうか。

 

私達の中には、国民年金を払っていない方が少なくありません。毎月約15,000円。これを払い続けることができないのです。さらに、国民健康保険まで払っていない方もいます。歯がいたくても歯医者にすら行けないのです。

 

これが現実です。

 

この現実に気が付き、賢い人ほど、早期転職が早いように感じてきました。

しかし、転職された方が幸せになっているかというと、それはケースバイケースでしょう。実際、転職先でも苦労され、転職の繰り返しの人生を歩まれている方も多いと思いますが。

 

確かに、フットワークの軽さというのは身を守うえで大切なことです。この業界での苦労が報われ、次こそは納得のいく仕事に出会えることを心から願うばかりです。

 

 

こんな、業界です。

長くいる方は、同じような世界をずっと見てきていますよね。きっと、手に取るように、意味が伝わっているのではないでしょうか。

 

 

だから、変えたいのです。

私達の仕事は、継続が難しいものではないはずです。私達の仕事は、恥ずかしく低価値のものではないはずです。私達の仕事は、本当に人並みの稼ぎを得ることができないのでしょうか。

 

 

やり方だと思います。

それは、スクールの多くの経験から言えることです。

だから、多くの整体師・セラピストの方の生き方を少しでも楽にする手助けをしたいのです。

そして、整体師・セラピストの生き方に憧れる子供達が出るような、そんなことすら不可能ではないと考えます。

 

私達に必要なのは、ビジネスのやり方です。

 

もちろん、初期の内は、ある一定期間、技術に集中することが必要です。

その根幹の部分の密度が薄いと、例えば、後々の情報商材としての利用価値も乏しいですし、何より、地域のお客様から評価を得る事が難しくなります。ただ、人間性や、技術力を無視した方向性を否定するわけではありません。当スクールが今、お伝えしてゆきたいと考える方向性と異なるだけです。最終的には、ビジネスでの成功が大きな目的地となってゆくわけですから。

 

技術力と人間性を兼ね備えた施術者が成功するためには、ビジネスのやり方を知ることが大切です。整体・セラピストには、ビジネスを学ぶ環境が少ないので尚更なのです。

 

 

当スクールがお伝えできたらと思うのです。

ネットなら時間がある時にだけ気軽に学ぶことができるので、皆さまにとって便利かと思います。

 

この業界を良いものにしたい。

私達が少しづつ成長してゆくことで、未来の業界の在り方が決まってくるのだと思うのです。

 

本当に、この業界で働く人が少しでも幸せに近づいてほしい。近づかなければいけない、と思うのです。

 

 

やっぱり、この思いは変わりません。

では、本日もお疲れさまです。

ご覧くださり誠にありがとうございます。

 

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整体師と霊感について【哲学的考察】

皆さまお疲れさまです

 

整体師と霊感について【哲学的考察】

と題しましたが…私達に何か特徴ってあるでしょうか?

 

運動が好きというか苦じゃない。それは、この仕事を選んだ時点である程度言えることでしょう。あるいは、仕事として考えた時に、デスクワークよりは、ボディーワークを好んだということでしょう。

あとは、何かありますか?

 

よく氣や霊感が強い、スピリチュアル的な感性を持つ方が多いと言います。ボディーワークの業界に多いという、理屈はわかりませんが、確かにそう思います。

皆さまの中にも、霊感みたいな感性が鋭い方も少なくないのではないでしょうか。

 

私は霊感はありません。

ただ、氣功の本も結構読んでいますので、その時は、やはり感動して、氣功の教室に参加したり、自分でも練習したものです。

しかし、きっと、才能がないのです。

いつか余裕ができたら、取り組んでみたいと思っております。

 

霊っていると思いますか?

そう聞かれることもあります。霊感がない人からしたら、霊感がある人がどこかうさん臭く見えたりもするのでしょう。

私自身、霊感がないので見えない人達の気持ちはよくわかるのです。

いても得がないというか、何より怖いじゃないですか。ティンカーベルなら別として。

 

しかし、この問題には自分なりの答えがあります。

霊はいるのです。

なぜなら、見える人がいるからです。

 

理論的にそうなります。

 

どういうことか説明すると長くなりそうなので。

今回は、極簡単に説明させていただきます。

 

10人の人がいます。

10人の人は、食べたら排泄します。10個の事実です。

 

10人の人がいます。

4人が松潤が好きで、6人が二の宮が好きです。10個の事実です。

6個の事実ではありません。

 

10人の人がいます。

5人が猫が好きで、4人が犬が好きで、1人は犬猫が苦手です。10個の事実です。

5個の事実ではありません。

 

10人の人がいます。

9人が霊が見えず、1人に霊が見えます。10個の事実です。

9個の事実ではありません。

 

私達は、大多数の人が一致すること(例えば恋したいこと)を持って、それを世界だと捉えがちです。

しかし、この地球の捉え方には、万人に一致する事と。人により、わかれる事があります。

ましてや、地球上の生き物は人間だけでありません。

どこを持って事実とするのか。

万人の一致点でしょうか。だとしたら、事実は、生きて死ぬこと。位しかなくなってしまいます。

動物、植物まで含めたら、もう一致点すらよくわかりません。

 

事実とは、人の数だけ存するのではないでしょうか。

その人が捉えた事実は、その人の事実であり、それは否定しようがない。

 

と思います。

 

世の中、できるだけ人と同じ事実を共有できる人の方が、生きやすいでしょう。

 

多くの事は、事実ではなく、事実の共有なのではないでしょうか。

 

 

と、言うことで、霊はいるかと聞かれたら、いると答えるのです。

 

 

哲学的な話かもしれず、恐縮ですが、あくまで一つの考え方として、皆さまのお役に立てれば幸いです。

それでは、本日もお疲れさまでした。

見てくださり本当にありがとうございます。

 

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毎日こつこつ

ブログにも少しずつ慣れてきました。

今日は、何を書こうか…そんな悩みもよいものですね。

そして、ブログの書き方のコツみたいなものも自分なりにできてきました。

 

私も他の方のブログを時々みます。その時に、文字のカタマリがあると見づらいです。

あと、長文も読みづらいです。

できるだけ、マルが早くにあるシンプルな短文が連続してある方が読む気がします。

あとは、改行もできるだけある方が読みやすい思います。

 

よく、皆さんが、2行位開けて作っている意味が、自分がブログを書くようになってわかるようになってきました。

ただ、こうして今はパソコンの大きな画面で書いていますが、スマートホンで見る方には、また違って見えることを考えると、あまり、改行を頻繁に行うのもよくないのでしょう。

 

たぶん、まだまだ私のブログは読みやすくはないのだと思います。

本当に読みやすい人のは、赤字や、太字で重要な点を示してあり、簡潔な短文構成のため、サーッツと下に目を走らせることができるものです。

 

今まで、わからなかった知識などを、他者のブログから一瞬で理解することができたりすると、ああ、なんて良い情報の書き方なんだろう。と、思うものです。

 

なので、今日は、いつもより少し多めに行間をとってみました。

行間が広い方が目線の加速度が着いて読みやすいのでは?と思うのですが、どうなのでしょう。

 

 

本当に最近は、インターネットで誰もが記者になれる時代です。

英語で書いたら、英語圏の人に届くのでしょう。

それが、あたり前だということが凄いと思います。

 

文系は、仕事がない。そう言われてきましたが、ネットの影響力を考えると、文系の力は利用価値が増したのではないでしょう。

英語や、中国語など、使用者が多く、将来的にも増えてゆくだろう言語を使用して、ネットを介してビジネスを展開することは、決して難しいことではないでしょう。

 

インターネットの普及により、理系、文系よりも、いかにビジネスアイデアを展開できるか。

それが、重要になってきていると思います。

 

私は、ボディーワークの仕事をしているので、体を動かすことで収入を得ています。

しかし、少しずつでもインターネットを利用してのビジネスにも挑戦してゆきたいと考えています。

ボディーワークでは、お客様が急に来れなくなったなんてことも少なくありません。

キャンセル料を取るなら、お客様離れに繋がるでしょう。

 

このような時でも、ネットビジネスという副業があれば、焦ることはないのです。

お客様がいれば、本業の整体を行うし。いない時間は、副業のネットビジネスを行うのです。

また、ネットビジネスの凄さには、365日、24時間営業があげられます。

 

つまり、ネットビジネスを少しでも身に着けることで、いつでも少しづつ収入が入る状態を作り出すことができるのです。

これは、ボディーワーカーとしては、凄い大切なことです。

 

なにより、施術に集中し、余裕を持って仕事に取り組めるようになります。

その効果は、お客様に一番に伝わるでしょう。

 

自分の半生をかけて身に着けて技術を、最高の形でご提供できる。

その可能性を、ネットビジネスに感じています。

 

もちろん、はじめは覚える事だらけで大変です。

しかし、ボディーワークもここまで来るのに12年かかっています。

 

その年月と比較すると、ネットビジネスの方が、早く成果がでると考えます。

これから、色々学んで、実践して、投資しての繰り返しになるでしょう。

 

 

何より今は、将来への可能性が開けたことが嬉しいです。

 

そして、少しずつ実践して、早く成果を出し、同じボディーワークの仕事をしている方々へ、そのやり方をお伝えしてゆけたらと考えています。

どれだけ、ボディーワークの業界を生きている方が苦労しているのか。将来への不安を抱えているのか。それを知り尽くしているので。

 

まずは、自分が色々と試してみなければなりません。

肉体労働をしながらなので、疲れて眠くなり、なかなか進みませんが、少しずつでも進めてゆくつもりです。

 

では、また。

 

ご覧くださり誠にありがとうございます。

 

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疲れた時

皆さまお疲れさまです。

スクールのミナミです。

 

私は、中島みゆきが好きです。

時々聞きたくなります。

 

今日は、中島みゆきの「ホームにて」という歌について書きたい気分です。

 

 
ふるさとへ 向かう最終に
乗れる人は 急ぎなさいと
私は、乗れません。だからこの曲の優しさが好きです。
ふるさとを離れたからには、今さら無様な姿では帰れないのです。
早く成功して胸を張って帰りたい。そう思いながら人生が過ぎてゆきます。
やさしい やさしい声の 駅長が
街なかに 叫ぶ
駅長は、一人でも多く乗せてあげたいのですかね。優しく切なく聞こえるのはなぜでしょう。

振り向けば 空色の汽車は

いま ドアが閉まりかけて

灯りともる 窓の中では 帰り人が笑

迷っているのか、閉まるのを待っているのか。

成功者や、自然体で生きて来ることが可能だった人達。

他人の笑顔が自分の半生を、なおさら寂しく浮き彫りにします。

 

走りだせば 間に合うだろう

かざり荷物を ふり捨てて

街に 街に 挨拶を

振り向けば ドアは閉まる

間に合わないでよいのです。今はまだ帰れないのですから。
挨拶がある、と言い訳があるだけ、少しは気が楽になります。

 

振り向けば 空色の汽車は

いま ドアが閉まりかけて

灯りともる 窓の中では 帰り人が笑う

空色の汽車、素敵ですね。空は、移り行く全てがキレイで好きです。

 

ふるさとは 走り続けた ホームの果て

たたき続けた 窓ガラスの果て

それだけ帰りたいのです。この本質的な故郷への思いは、根深く残っています。
家族や、友達、ふるさとの自然…それをどれだけ大切に思っているか。
全てを捨てたふりをしてる分、胸の奥に残り続けます。
そして 手のひらに残るのは
白い煙と乗車券

消せない思いです。

 

涙の数 ため息の数 溜まってゆく空色のキップ

思いだけは、いつも飛んで戻っています。切なく苦しい。
 
ネオンライトでは 燃やせない
都会での楽しさもあったでしょう。
まぎらわすことはできても、ふるさとへの本質的な思いは消すことができません。
 
ふるさと行の乗車券たそがれには さまよう街に
心は 今夜も ホームに たたずんでいる
都会にいても、思いはふるさとに引かれます。
生き下手な人の切なさが溢れています。
物理的には、帰れるのに、まだ帰れないのです。
いつになれば帰れるのか…そう思えば思うほど、思いだけは、いつもふるさとへ向かっています。
 
ネオンライトでは 燃やせない
ふるさと行きの乗車券
ネオンライトでは 燃やせない
ふるさと行の乗車券
中には、「もう帰ることはできない…」という方もいるでしょう。
やり直しできない事もあるし、変えようのない自分がいます。
今や、待ち続けてくれていた人もなく、ふるさとの形すら原形を留めていない。
ただ、この歌が響くのは、そこにふるさとがあるからです。
中島みゆきさん、天才だなって感動します。
自分みたいな、見栄っ張りの生き下手には、本当に沁みる歌です。
 皆さまはふるさとへ帰れていますか?
ふるさとへの思いを、優しく切なく、ホームに例えて表現したのが「ホームにて」です。
疲れた時に聞きたくなるのです。
ふるさとに帰れるように頑張っています。
ただ、そもそも、私の見栄と意地が、ふるさととの距離を生んでしまったのでしょう。
自然体で生きてきた人達は、ふるさとも東京も近くにあるはずです。
もう一度、生き直すことができたら、ふるさとと離れることなく生きられる…
いえ、きっと私の性分は変わらないのでしょう。
ただ、もうすぐ帰れる。
目標へ近づいている。そう、思います。
疲れた時。何が皆さまの側にありますか?
それでは、本日もお疲れさまでした。
ご覧くださり誠にありがとうございます。
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雨のにおい

こんばんわ。

 

このところ、少し雨混じりの天気です。

 

雨上がりの匂いが、なんだか好きです。

あれは、何の匂いなのでしょう。

 

道路から発せられる匂いに思いますが…

 

特に、仕事上がりの職場から出て最初の呼吸がとても気持ち良いです。

これは、精神的なものだけでなく、ある一定の時間、一つの閉じられた空間の空気を吸っていたため、その建物から解放され、新鮮な動きがある空気(外気)に触れられるからだと思います。

 

もちろん、仕事上がりの、数呼吸だけで、暫くしたら、外の空気の美味しさもわからなくなってしまうのですが。

 

ずっと、あの新鮮で良い匂いの空気を感じていられたらと思うのですが、上手くはいきませんね。

 

鼻の細胞は、最もバカになりやすいとのことなので、すぐに慣れてわからなくなってしまうのでしょう。

 

そういえば、子供の頃は結構匂いに敏感だったのです。

一時期住んでいたアパートが、物凄い臭い所で、沼の異臭がいつもするような環境に数ヵ月いたら、どうやら鼻が悪くなったようです。

 

ただ、このことは良かったように思っています。

 

鼻が悪くなったほうが、楽なこと、得することの方が以外に多いです。

 

確かに、身を守る手段としては、鼻が効く方が良いのだと思いますが、実際、日常の中では、誰かの匂いだったり、トイレの匂いだったり、食べ物の味だったりと細かいことや、マイナスの事が多いからです。

 

ちなみに、そのアパートは今では大分改善されたし、匂いの原因だった沼の環境も良くなり、異臭空間ではなくなったようです。

どうせなら、良い匂いの所で過ごしたいですよね。

 

では、今日は、匂いのことについてでした。

それでは、また。

 

 

 

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職業病について

さて、先日は、自営業者としてのボディーワーカーとしての生き方について触れました。

今日は、職業病について書いてみたいと思います。

以下の記事も面白いです。

整体師・セラピスト・エステティシャンの職業病【8つの悩み】とは? ≫

ボディーワークでは、指を酷使します。そのため、まず、指や手首が壊れます。あとは、腰にくるケースは多いです。

もちろん、同じような仕事をしていても個人差が大きいので、何もない方も中にはいます。

 

私の12年の経験では、10人に1人位は、本当に丈夫な方がいるようで、そのような方は、施術をたくさんこなしても全然平気なのです。

当然、ほとんどの人は、始めは大丈夫でも日々施術を繰り返していくなかで、少しずつ確実に壊れてくるものです。

 

ところで、施術で体を酷使すれば、特定の関節に負荷がかかり、特定の関節の老化を急速に早めてしまうことは、残念でも自然なことです。

 

しかし中には、体が壊れるのは、やり方が悪いからだと言う方がいます。

 

そのように、やり方の問題という方は、たいてい自分は丈夫なタイプの方なのです。

 

たしかに、やり方は大切です。

しかし、節度の問題なのです。

 

お客様には、強く押さないと怒りだすような人も少なくありません。

何も言わないお客様でも、本当はある一定以上の刺激を求めているのが、普通の施術者にはわかってしまい、結果として、無理してでもお客様に合わせてしまうのです。

 

一方で、感じづらい施術者は、お客様にもっと強く押してください!と言われても、動じないようです。そもそも、そのような施術者は接客態度がはじめからふてぶてしいので、癒されにきてるお客様の方が気を使うという、逆転現象が起こるのです。

 

気の強いお客様は、そのような態度の大きい施術者に文句を言ったりもしますよね。

 

それでも、感じづらい施術者というのは、ほとんど応えることなく、マイペースで仕事をするものです。よほどのクレームで、損害賠償の話が上がってはじめて、動じだすような感じでしょうか。

 

私は、敏感なタイプなので、細心の注意を払ってお客様に接しますが、結果としては自分の体を壊してしまいます。

もちろん、1日に、1人2人だけ施術すれば良いというなら話は変わってくるかと思いますが。

 

一方で、感じづらい施術者の方は、際どいクレームはあるものの、自身の体に必要以上の負荷をかけていないため、施術を量産しやすいようです。

 

どちらのタイプの仕事が良いというわけではありません。

 

開業するなら、お客様の評価評判のため多少の無理は必要でしょうし、組織に所属して施術するなら、ある程度の計算も必要だからです。

 

私は、12年の施術人生において手首が壊れました。特に左の手首です。

 

はじめた当初の無理がたたったのと、体格の割に手首が太くないため、足や腹、肩などのパワーが全て手首に乗ってしまうからです。

 

 

残念なのは、使い捨ての業界において、正しく導いてくれる存在がなかったことです。

 

しかし、そのような状況は、決して特別なことでなく、ボディーワークの業界では、当たり前のことなのです。

 

その中で、私の経験をお伝えしてゆくことで、少しでも皆さまのお役に立てればと思うのです。

 

たとえば、まず、手首のサポートの方法について。

手首を壊しながら、10年以上ボディーワークの仕事を継続してきた中で、様々なサポーターや、サプリメント等を試した結果、最もおすすめのケアと施術方法についてですが。

特に、手首を痛めながら施術されている方と、指導者の方にはご参考いただけると思います。

以下の記事が非常に参考になります。

セラピストの4つの悩みの解決法『腱鞘炎,人間関係,年齢,独学の方法』≫

手首のサポートの方法は、その内、きちんとした形でお伝えしてゆきます。

 

次回は、ダイアリーらしく気楽な内容に取り組みたいと思います。

 

それでは、本日もお疲れ様でした。

ご覧くださり誠にありがとうございます。

以下の記事も面白いです。

整体師・セラピスト・エステティシャンの職業病【8つの悩み】とは? ≫