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マッサージ師の本音14選。【もみほぐし店舗120%活用法】

本日もお疲れ様です。

今日は、いつもと少し視点を変えてのお話です。
いつもは、マッサージ師(整体・セラピスト)のサポートを専門とするトレーナーズスクールですが。

今回は、マッサージを利用するお客様にとって役立つ情報をお伝えしたいと思うのです。

お客様に役立つ情報とは、「マッサージ師の本音を公開すること」なのです。

前々から、私たちマッサージ師(整体・セラピスト)の本音を公開することが何よりお客様のためになるのでは…。
との思いがありました。
※正確には「マッサージ師」というのは、指圧按摩マッサージ師のことを言います。整体師やセラピストはマッサージ師ではありません。
しかし、ここでは、お客様目線で表現することをご了承ください。

普段、お客様が感じている不信感やワダカマリ。
それは、ただ、私たちマッサージ師の気持ちを誤解しているだけかもしれないのです。

マッサージ師の本音を知るだけで即解消できることも多いはずなんです!

これって、私たちマッサージ師と、お客様の双方に有益なことだと思うのです。

ぜひ、私たちマッサージ師の本音を知って、もみほぐし店舗を120%活用してください(^_-)-☆

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マッサージ師の本音14選

本音1、強い時は、ちゃんと言ってください。

強くマッサージするのは大変です。弱くは楽です。
ですので、痛い時は、ちゃんと言ってくれたら嬉しいのです。
マッサージ師にとって一番悲しいのが、散々必死に押し流した最後に、「痛かった」「もう少し弱くてもよかったです」などと不機嫌なフィニッシュを迎える事です。
途中何回か強さを聞くはずです。
そうじゃなくても、はじめに痛かったり強すぎたりしたら言ってくださいね。とお伝えしているはずです。
痛いのを、無理やり我慢させて施術を行うのは、よほどのこだわりがある先生だけです。
どうか我慢しないでください。
私たちマッサージ師は「もっと強く押してください!」と言われることが怖いのです。
そう言われると、手抜きして怠けたマッサージをしているように思われたと感じてしまうのです。
ですので、「もっと弱くでいいですよ」と言ってもらえることは、むしろありがたいのです。
どうか、ご自身が人の体を60分、また60分、30分、45分、90分と毎日毎日揉み続けることを想像してみてください。
指や手首、肩や腰。マッサージ師は毎日体の限界と戦っています。

本音2、急にもっと強く!と言わないで。

これは、一種の言葉の暴力かと思うくらい、マッサージ師には嫌な言葉です。
力加減は何より大切です。
しかし、急に大声で言われたら、凄い驚くしショックです。
この硬さなら、この位の強さだろう。
などと、感じながら行っているのです。
「そこはもう少し強くて大丈夫」と、普通に言ってもらえたら十分にわかりますので。

本音3、楽に動いてて大丈夫です

緊張したり、マッサージ師に遠慮したりして、微動だにしない方がいます。
どちらかと言うと、マッサージ初心者に多いです。
長時間固まっていることは、不自然なことです。
血流が停滞します。
どうか自然に動いていてください。

本音4、首だけ90分ってそりゃないですよ(T-T)

私たちマッサージ師は、色々な部位を色々な施術法で行うことで、長時間働くことができるのです。
辛い所を集中的に行うことは、大切です。
ただ、人間の体力の限界を考えて、少しだけご配慮くださると助かります。
結果として、大切なお客様を末永くケアしてゆけますので(__)

本音5、途中でトイレとか全然大丈夫ですよ

生理現象ほど大切なことはありません。
生理現象を我慢しながら、施術を受けても施術がプラスなのかマイナスなのかわかりません。
自然を優先させてください。
マッサージは、いつでも中断できるのですから。

本音6、延長は微妙です

私たちマッサージ師は、時間と、お客様の辛い部位を考えて施術配分を行っています。
そのため、施術時間の終了に合わせて体力を使い果たしてゆきます。
延長いただけることは、嬉しいことです。
しかし、その期待に応えるだけの体力が残されていないことがあるのです。
期待に応えたい分、残りの体力では負担を感じてしまうこともあります。

本音7、お腹がなっても何とも思いません

私たちのマッサージは、お客様の健康増進を目的としています。
お腹が鳴ることは、良いことです。
全く、恥ずかしくありません。
マッサージ師は、そういうことを恥ずかしいと思うより、動いてるな、と思うのです。

本音8、回りに他のお客様がいる時は、声に気を使ってくださいm(__)m

できましたら、ご配慮願います。
言葉は、意味があるので、どうしても耳から意味を拾ってしまいます。
貸し切りの時は、お互い気持ちよく腹からお話ししましょう。
ただ、他のお客様がいる時は、ご配慮くださると助かります。

本音9、全然大丈夫はもっと強くに聞こえます

強さどうですか?
「全然大丈夫」
この会話…どちらかと言うと、もっと強くと聞こえてしまうのです。
「できればもう少し強めで」か「痛気持ち良くて調度くらい」
などのわかりやすい表現を願います。

本音10、辛い所を教えてください。

辛い所はどこですか?お辛さは、右左の左右差などございますか?
辛さ?硬いのは、左と言われることが多いです。
などの会話が繰り広げられています。
あの…硬い所は、私たちマッサージ師。わかるのです(__)
硬さより、辛さが大切だから教えてほしいのです。
形よりも、働きの方が大切なのです。
どうか感覚を教えてください。

本音11、急に動かないで(>_<)

ぶつかりそうになります。
結構驚いてしまいます。
お客様の手が胸や股間に当たりそうになる時もあります。
どうか、動くときは穏やかに。

本音12、気持ち良いところは、気持ち良いと言って。

気持ち良いことが、一番大切なことです。
最も、力加減の参考になる感覚です。
気持ち良い時、気持ち良い個所は、「気持ち良い」とお伝えください。
そこがポイントなのだとわかります。
さほど気持ちよくない個所との判別がつきます。

本音13、痛いです?

痛いです。と言う人がいます。
弱めますか?と聞くと、大丈夫です。と言います。
誰が聞いてもわかるような表現をしていただけると助かります。
気を使ってか、何かの知識からか
特殊な表現を使ってしまう時はあると思います。
その時は、後から、わかりやすい表現を重ねてください
わかりやすい表現で打ち消してください。
誤解の元に繋がります。

本音14、力は入れないで

どうしても力が入ってしまう。
というお客様はしょうがないと思います。
ただ、どうか脱力できる方は、脱力していただけたらやりやすいです。

まとめ

いかがでしたか。

 

実際、私たちは毎日毎日、朝から夜まで施術、施術、施術通しの日々を生きています。

その特殊な環境で、逆に、普通のお客様の間隔がわからなくなってしまっている面もあるのだと思います。

 

しかし、普段は決して言えない本音を知っていただくことが、必ずお客様と施術者、双方のためになると思っています。

 

皆さまの、より心地よいマッサージ(整体・リラクゼーション)ライフに繋がることを信じております。

 

ご覧いただき誠にありがとうございます。

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強押し(つよおし)強もみ(つよもみ)マッサージのお客様について。

今日は、強押し(ツヨオシ)のお客様について書いてみますね。

 

強押しとは、強い押しを求めるお客様のことです

整体・セラピストの現場経験者の方なら、皆さんご存知かと思います。

 

以下の記事も参考になります☆

指名が取れないセラピストへ『指名の取り方』たった10個のコツとは

 

強押しのお客様とどのように向かい合ってゆくべきか。

これは、一施術者としても、お店単位で考えても結構大切なポイントです。

 

ただ一概に言えない点が多く、少し分類しながら考えてゆきましょう。

  • まず、強押しのお客様を担当することが、過度に負担に感じない施術者。(強押し平気)
  • 一方、強押しのお客様を担当することが、心身ともに辛さを伴うという施術者。(強押し苦手)

の2手に別れます。

 

ちなみに、平気タイプには、女性施術者が多く、苦手タイプには男性施術者が多い傾向にあります。

考えられる理由としては、

  • やはり女性には、強さを求めづらい。
  • 男性は、頑張るだけ強く押せてしまう。
  • 女性は、受け流すのがうまい。
  • 男性は、言われる方が嫌だから無理しても押す。

などですが、他にも人により様々あると思います。(__)

ここで、「そもそも強押しとは何か。」について改めて考えてみました。

強押しとは、強い押しを求めるお客様のことです

と、先ほど言いました。

 

確かに。

 

ただ、もっと本質的で大切なポイントが隠れていたことに気が付いたのです。

 

私達が強押しと分類するお客様は、体が硬いお客様だったでしょうか

 

「強さを求めてくる」お客様ではなかったでしょうか。

 

「強さを求められた」から「強押し」だと感じるのです。

つまり「強押し」のお客様には、「隠れた強押し」というお客様はいないという事です。

 

私たち施術者は、硬さに応じて、硬いお客様には強く。柔らかいお客様には弱く。施術を行います。

この力加減は体に染みついているものです

だから、硬いお客様に対して、弱く押すことはありません。(通常)

 

それでも、「もっと強くお願いします」と求めてくるのです。

 

それがプレッシャーになるのです。

 

つまり、強押しのお客様とは、「プレッシャーをかけてくるお客様」という事ができます。

高圧的」で「主張の強い」お客様を、私たちは「強押し」だと感じるのです。

 

そう考えると、なぜ強押しの方を負担に感じるのか、わかるような気がしますね。(^_-)-☆

 

そのような強押しのお客様とどのように向かい合ってゆくべきなのか?

というのがテーマでしたよね。

 

強押しのお客様は、整体・リラクゼーションが好きな方が多いです

頻繁に利用してくれるのです

つまり、良いお客様としての側面があることは確かです。仕事があってこそですから。

 

遠慮なく自己主張できる方が、整体・リラクゼーションを好きになるのはわかりますよね。

ベストな力加減を思うがままに伝えられるのですから

 

施術者としては、そこは、強くやり過ぎない方がが良い…とか、他の部位も少しは行った方が良い…

などなど、心労を伴う方も少なくないかと思いますが…

強押しのお客様との向き合い方は、環境によって分けて考える必要があるでしょう。

施術者と一概に言っても、置かれた立場での対応というものがありそうです。

そこで、以下の3つの施術者に分けて考えてみることにしましょう。

  1. 店舗に所属して、施術者として歩合で働いている。
  2. 開業されている。
  3. 経営者。

1.店舗に所属して、施術者として歩合で働いている。

まだ、他の仕事での人生も模索している時期なら、無理し過ぎない方が良いでしょう。

強押しの方に対応できる施術者は、開業している先生と技術的には差がないと言えます。ただ、仕事への意識が異なります。

店舗がなくなっても、他で働けば良いのですから。大切にできるお客様を大切にして、自分の体を守る働き方を身に着けていく必要があるでしょう。

それができなければ、道は2つしかありません。開業するか。体が壊れるかです。

この仕事に真面目に取り組めば、無傷ではいられないのが事実。でも、仕事とはそういうものなのです。反復性、継続性を持てば、体の一部へ負荷の集中が続くことは、デスクワークも他の多くの職業にも共通する事実です。

強押しのお客様への対応含め、人として、施術者として成長してゆく必要があります。

自己を守ることが、お客様へのサービスの継続にも繋がることを意識してください。

肩こりのお客様がいます。フルパワーで押せば10の力で押せるとします。10の力で、3日押せば、10×3日で30の力を与えたことになります。7の力で6日押せば、7×6日で42の力を与えることができます。

肩こりの緩和が仕事ですよね。何年も続けてゆくから仕事なのです。

肩こりを消せると思いますか?

どんな一流のアスリートですすら、数日練習しないと身体能力が低下するのは常識ですよね。

残念ながら、体は自然物。

一度緩めた肩も、また硬くなってゆくのです。

時系列的に考えながら施術を組み立てていきましょう。

2.開業されている。

開業されているからには、答えはシンプルです。

ペイできるか否か。そこで判断せざるを得ないでしょう。

ペイできる。とは、利益が出る。という意味ですが、金銭的利益、体の損傷、精神の摩耗、地域への評判、全てを含めた上で利益が上回るか下回るか。という基準です。

お店の将来を考えると、通ってくれる方を失うことは極力避けたいはずです。

感情的にならず、何のために働いているのかを見据えましょう。人としての心ある範囲内で、予約の調整などを行いましょう。

それは、自分の施術者生命を守るためですが、同時に、強押しの方の将来的なケアの継続を見据えてのことなのです。

3.経営者。

喉元過ぎれば熱さを忘れる。かつて施術者だった人も、経営者になれば会社の存続が全て。

スタッフの関節が炎症を起こすことより、お客様とのトラブルの方が遥かに怖いものです。それは、人として、経営者として極自然な思考なのです。

ペイできる否か。大切なのはそこです。

しかし、経営者の方に、施術経験が少ない方や、強押しのお客様を平気とするタイプの方がいたら、その会社のスタッフは体が壊れるでしょう。

結果として、スタッフの早期離職に繋がり、人材不足に悩み続けることになります。

関節に炎症を起こしながら、確実に壊れてゆく痛みを理解することが必要です。あるいは、思い出さなければいけません。

人間が人間を癒すサービスです。

商品管理を怠れば、サービスの低下に直結します。10人に1人もいない強押しのお客様のために、商品が腐ってゆくのです。

経営者の方こそ、この問題に取り組むメリットが大きいことを理解してください。しかも、他店が放置している早期に取り組むことで、より優位な結果を生み出せるでしょう。(取り組み方がわからない方、忙しくて手が回らない方には、ご提案可能ですのでご相談ください。)

心の手抜き

心の手抜きは、絶対許されません。お客様に必ず伝わります。

しかし、力加減に限界には限界があります。そのラインを越えて施術を続けることで、確実に体が壊れてゆきます。

このことは、お客様にはわからないのです。「強押しのお客様」だってわかりません。

私たちは、毎日、複数のお客様を施術します。

しかし、お客様からしたら、自分の時間が全てなのです。

 

改めて、「強押しのお客様」について考えてみて。

整体・リラクゼーションの業界が浸透してきた今。

変わらずに行われていることがあります。

 

それは、「スタッフの使い捨て」です。

この業界は、スタッフを使い捨てにすることを半ば前提として育ってしまいました。

 

強押しのお客様」について考えてゆくことは、当業界の思考を改め、発展させてゆくことに他なりません

 

個人でできること。から、はじめてゆきましょう。

 

私たち、1人1人が今後の整体・リラクゼーションの業界を作ってゆくのですから。

 

以下の記事も参考になりますよ☆

指名が取れないセラピストへ『指名の取り方』たった10個のコツとは