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職業病について

さて、先日は、自営業者としてのボディーワーカーとしての生き方について触れました。

今日は、職業病について書いてみたいと思います。

以下の記事も面白いです。

整体師・セラピスト・エステティシャンの職業病【8つの悩み】とは? ≫

ボディーワークでは、指を酷使します。そのため、まず、指や手首が壊れます。あとは、腰にくるケースは多いです。

もちろん、同じような仕事をしていても個人差が大きいので、何もない方も中にはいます。

 

私の12年の経験では、10人に1人位は、本当に丈夫な方がいるようで、そのような方は、施術をたくさんこなしても全然平気なのです。

当然、ほとんどの人は、始めは大丈夫でも日々施術を繰り返していくなかで、少しずつ確実に壊れてくるものです。

 

ところで、施術で体を酷使すれば、特定の関節に負荷がかかり、特定の関節の老化を急速に早めてしまうことは、残念でも自然なことです。

 

しかし中には、体が壊れるのは、やり方が悪いからだと言う方がいます。

 

そのように、やり方の問題という方は、たいてい自分は丈夫なタイプの方なのです。

 

たしかに、やり方は大切です。

しかし、節度の問題なのです。

 

お客様には、強く押さないと怒りだすような人も少なくありません。

何も言わないお客様でも、本当はある一定以上の刺激を求めているのが、普通の施術者にはわかってしまい、結果として、無理してでもお客様に合わせてしまうのです。

 

一方で、感じづらい施術者は、お客様にもっと強く押してください!と言われても、動じないようです。そもそも、そのような施術者は接客態度がはじめからふてぶてしいので、癒されにきてるお客様の方が気を使うという、逆転現象が起こるのです。

 

気の強いお客様は、そのような態度の大きい施術者に文句を言ったりもしますよね。

 

それでも、感じづらい施術者というのは、ほとんど応えることなく、マイペースで仕事をするものです。よほどのクレームで、損害賠償の話が上がってはじめて、動じだすような感じでしょうか。

 

私は、敏感なタイプなので、細心の注意を払ってお客様に接しますが、結果としては自分の体を壊してしまいます。

もちろん、1日に、1人2人だけ施術すれば良いというなら話は変わってくるかと思いますが。

 

一方で、感じづらい施術者の方は、際どいクレームはあるものの、自身の体に必要以上の負荷をかけていないため、施術を量産しやすいようです。

 

どちらのタイプの仕事が良いというわけではありません。

 

開業するなら、お客様の評価評判のため多少の無理は必要でしょうし、組織に所属して施術するなら、ある程度の計算も必要だからです。

 

私は、12年の施術人生において手首が壊れました。特に左の手首です。

 

はじめた当初の無理がたたったのと、体格の割に手首が太くないため、足や腹、肩などのパワーが全て手首に乗ってしまうからです。

 

 

残念なのは、使い捨ての業界において、正しく導いてくれる存在がなかったことです。

 

しかし、そのような状況は、決して特別なことでなく、ボディーワークの業界では、当たり前のことなのです。

 

その中で、私の経験をお伝えしてゆくことで、少しでも皆さまのお役に立てればと思うのです。

 

たとえば、まず、手首のサポートの方法について。

手首を壊しながら、10年以上ボディーワークの仕事を継続してきた中で、様々なサポーターや、サプリメント等を試した結果、最もおすすめのケアと施術方法についてですが。

特に、手首を痛めながら施術されている方と、指導者の方にはご参考いただけると思います。

以下の記事が非常に参考になります。

セラピストの4つの悩みの解決法『腱鞘炎,人間関係,年齢,独学の方法』≫

手首のサポートの方法は、その内、きちんとした形でお伝えしてゆきます。

 

次回は、ダイアリーらしく気楽な内容に取り組みたいと思います。

 

それでは、本日もお疲れ様でした。

ご覧くださり誠にありがとうございます。

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